『給与支払報告書』
こんにちは
先日、法定調書という話をしましたが、
今日はその続編です。
法定調書は税務署に
お給料を合計いくら支払ったか、
駐車場や事務所などの家賃をいくら支払ったか、
弁護士の先生や私たち会計事務所などに報酬をいくら支払ったか、
などを1月末までに提出しなければならないと言いました。
この時期、会社(個人事業主)が1月末までに
提出しなければならないのは、それだけではありません。
従業員の方がお住まいになっているそれぞれの市町村へ
お給料をいくら支払ったかを報告しなければなりません。
この報告を「給与支払報告書」といいます。
市町村はその給与支払報告書を受けて、
その方が1年間にいくら収入があったのかを確認し、
個人の住民税を計算、決定しています。
会計事務所に入るまで、
何で、市町村が収入額を知っているんだろう?と
不思議に思っていましたが、実はこういうことだったんですね。