『健康保険料率アップ』

こんにちは

インストラクターの仲野です。


また負担が増えるという、気が重くなる話なのですが、
平成23年3月分(4月納付分)より
政府管掌の健康保険料(全国健康保険協会:協会けんぽ)の
料率が上がります。

都道府県によって料率は異なりますが、
たとえば大阪府だと
現行9.38%⇒変更後9.56%(0.18%の料率アップ)となり、
さらに40歳から64歳までの方は介護保険料(こちらは全国一律)
現行1.50%⇒変更後1.51%(0.01%の料率アップ)となります。

料率の値上げの理由としては、
「近年、支出である医療費は伸びている一方、収入面では、中小企業を取り巻く経済状況は厳しく、報酬は横這い又は下降して保険料は伸び悩んでいます。また、準備金(積立金)の赤字を有し、24年度末までに返済しなければなりません。
このため、23年度も、22年度に続いて引上げが避けられなくなりました。」
とのこと。(「」内は全国健康保険協会のQ&Aより)

医療を受ける側にとっても医療を提供する側にとっても
なくてはならない制度ですので、その運営のための料率アップは仕方ない
のかもしれませんが、負担の増加という面では、増加の一途をたどることが
とても心配です。

ちなみにキャッシュレーダープロの給与計算では
今回の料率アップのプログラムはすでに適用済みになっています。
協会けんぽの方で、
新料率を適用しなければいけない時期より自動的に新料率で計算されます。

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