スタッフ日誌 『拡張子』

こんにちは
インストラクターの仲野です。

先日、受けた質問の話です。
パソコンのファイルとそれを開くためのプログラムを関連づける
「拡張子」と呼ばれるものがあります。

具体的には、ワードであれば、ファイル名の後に「.doc」
エクセルであれば「.xls」、など作成したプログラムごとに異なる
記号が自動的にファイル名の後ろに付きます。
（フォルダオプションにて、拡張子を表示する設定にしている場合のみ表示）

この記号（拡張子）は、どのプログラムで作成したファイルなのかを
パソコンは拡張子で認識しています。
言い換えると、パソコンはファイルを開くとき、
ファイルをワードを使って開くのか、エクセルを使って開くのか、を
拡張子を見て判断しているということになります。

したがって、この拡張子を変更したり、削除したりすると、
パソコンはどのプログラムで開けばよいのか分からなくなってしまい、
正しい拡張子に戻すまで、そのファイルは開くことができません。

それならそもそも表示させなければいいのに！という声もありますが、
拡張子を見ることで役に立つこともあります。
（もちろん表示させない設定も選択可能です）
例えば、自分のパソコンに入っていないプログラムで作成した
ファイルがあったときなどです。
拡張子を見ることで何のプログラムがあればそれを開くことができるか、が
分かります。

ファイルを開くとき、何のプログラムで開けばいいのか分からなかったら、
ぜひ一度、拡張子を調べてみてください。きっと開くヒントになると思います。