お客様ごとにカスタマイズ
こんにちは!
インストラクターの仲野です。
私たちが初期指導で、お客様に操作説明させていただいているソフトは
ご利用いただくうちに、お客様専用ソフトとしてカスタマイズされていきます。
まず、導入時ですが、事前にヒアリングを行い、入力で利用する「摘要」を
お客様の会社の取引に合わせてカスタマイズしたソフトを準備します。
「摘要」には、会社の取引の内容を記載しなければいけません。
そこで私たちは、あらかじめ、よく出てくる取引を、
勘定科目に紐づけて、登録するようにしています。
具体的には、文房具を購入した場合だと、摘要の一覧の中から
「文房具・事務用品の購入」
という摘要を選ぶことで、「事務用品費」という勘定科目が自動的に登録されるので、
お客様は、「日付」、「金額」、そして「摘要」の選択を入力していただくだけで
摘要の内容を具体的に入力することも、勘定科目を考える必要もなく、
日々の経理を進めていただくことができるのです。
しかし、会社の取引は毎日、変化します。
導入時に設定した摘要だけでは、当てはまるものがない、といったことも
起こってくるでしょう。
そんなときのために「その他」という仮入力用の摘要を用意しています。
そして、お客様が「その他」で仮入力されたものは、内容を確認した上で
会計事務所で適正なものに修正し、新しく「摘要」を作成します。
このようにして、最初は「摘要」になかった取引も
「その他」から新しい「摘要」を作成することで、会社の取引の摘要が
増えていき、お客様専用のものへとカスタマイズされていくことになるのです。