会議のコスト
売上を伸ばすのが簡単ではない今の時代、
コストを削減するということは、利益を確保するために大切なことです。
私が以前勤務していた工場では、
工具や備品の購入などコスト管理が厳しく、
日々、「コスト削減」と言われてきました。
オフィス業務が多い当社でも例外ではなく、
常にコスト意識を持つように心がけています。
会計事務所の仕事でコストというと、人件費が大きな割合を占めてきます。
コスト削減のため業務効率を向上させることには注力し、
時間をコストだということを意識しています。
その中でも会議は多くの人を巻き込むため、コストへの影響が大きくなります。
当社では新しいことに取り組むことが多く、
進捗の報告や他の担当者との意見のすり合わせの時間などの
ショートミーティングが度々必要となってきます。
単なるコスト増にしないためにも、
その会議がどんな価値を生むのだろうか?
お客様のため、会社のためになっているのだろうか?
ということを常に意識しておかなければなりません。
海外の人からは「日本人は会議が好き」とか
「日本人は会議が下手」と言われていると聞きますが、
会議がもたらすメリットが多くあるのも事実です。
会議の目的を十分に理解し、それぞれの役割を全うすることで
「コスト」ではなく「利益拡大」に影響するものにしたいですね。