保存場所の集約
こんにちは!
インストラクターの仲野です。
ゆたかグループでは、ネットワーク上にファイルサーバという
ハードディスクを設置して、その中にデータを保存しています。
以前は、データを各自のパソコンに保存していたのですが、
ネットワーク上のファイルサーバにデータ保存することで、情報の共有化、
データの有効活用、などができるため、この保存方法を採用しています。
この保存方法はデータを一元で管理するため、
バックアップが一括でできるというメリットがあります。
USBメモリなどが一般的になる以前は、
バックアップというよりデータ退避といったやり方で、
自分の必要なデータだけを、手作業でフロッピーディスクやMOなどに
保存するといった原始的な方法が一般的だったと思います。
その頃に比べると、各自のパソコンに散在していたデータはファイルサーバ、
一箇所に集約されるので、ファイルサーバのバックアップをすれば足り、
さらにバックアップをスケジュール設定することで、自動的に毎日、確実に、
大切なデータを保存することができます。
ファイルサーバの利用は、情報の共有、データの有効活用、バックアップの確実性と、
いいことづくめですが、運用面で特に注意が必要です。
長期間、ファイルサーバを運用していると、保存場所のルールやデータの名称などが、
保存する人によってバラバラになって、最終的には
「データはファイルサーバの中にあるけれど、どこにあるのか分からない」、
となってしまうおそれがあります。
現在、ゆたかグループではペーパーレスを推進しているため、
作成したデータの保存だけでなく、これまで紙で保存していた資料もデータでの保存が
増えていくことになります。
誰でも簡単に、すぐに欲しいデータが見つかる、そんなファイルサーバとなるよう、
運用面を含めてペーパーレスを進めています。