帳簿の厚みは会社の歴史とその発展の記録!?
こんにちは!
インストラクターの仲野です。
先日、ソフトの入れ替えのため、お客様を訪問しました。
一般的なソフトもそうですが、ソフトそのもののインストール中は
パソコンが勝手に動いているため、待ち時間が結構多く、
実際に私たちが作業をさせていただくのは、インストール後の設定の段階に
入ってからとなります。
ですので、待ち時間中には自然と、インストール作業中のパソコンの前から
お客様の事務所の様子や雰囲気を知ることになります。
今回、訪問させていただいたお客様は、古くからのお客様で、
経理担当の方のデスク横には決算・申告のあとに提供させていただいている
総勘定元帳がズラリと並んでいました。
古いものから順に整然と並んでいるのですが、新しいものになるほど、
総勘定元帳のファイルの厚みが増えていっているのが、とても印象的でした。
総勘定元帳とは、1事業年度(たいていの場合1年間)の取引の記録を
勘定科目ごとに綴っている資料で、取引の数が多ければ多いほど、
記録する内容も多く、ファイルの厚みは増していきます。
決算の都度、1冊ずつファイルをお渡しするので、
それらのファイルが並んでいる光景を見る機会はほとんどありませんでしたが、
今回、その光景を見て、それぞれの総勘定元帳は単なる取引の記録としての存在ではない、
会社の歴史と、その発展の記録としての存在を感じました。
・・・・とはいえ、それらの帳簿の厚みと年数が増えれば、
保管スペースも確保しなければなりません。
そういったお客様の悩みを解消するために、
ゆたかグループでは、総勘定元帳の電子化に取り組むことで、
「ペーパレス化」を進めています。