お客様ごとにカスタマイズ~専用ソフト
こんにちは!
インストラクターの仲野です。
1月も気付けばもう中旬。
今年の初期指導がいよいよ本格的に始まります。
初期指導で、お客様に操作の説明をさせていただいているソフトは
ご利用いただくうちに、お客様専用のソフトとして変化していきます。
まず導入する前に、お客様の会社の取引内容について、ヒアリングを行います。
この事前ヒアリングをもとに、お客様が入力に利用する「摘要」を
会社の取引内容に合わせて、ソフトに設定をしていきます。
たとえば、文房具の購入という取引を行った場合、
画面に表示される「摘要」の一覧の中から「文房具・事務用品の購入」という
摘要を選ぶことで、「事務用品費」という勘定科目が自動的に登録されるよう、
摘要と勘定科目とを関連づける設定をしています。
ですので、お客様は、
勘定科目を考える必要も、取引の内容を具体的に入力することもなく、
「日付」、「金額」、そして「摘要」を選択していただくだけで、ほとんどの日々の経理を
進めていただくことが可能となっています。
しかし、会社の取引は毎日、変化します。
導入時に設定した摘要だけでは、数ヶ月・数年たつと、当てはまるものがない、
といったことも起こってくるでしょう。
そんなときのために「その他」という仮入力用の摘要を用意しています。
お客様が「その他」で仮入力されたものは、内容を確認した上で
会計事務所で適正なものに修正し、新しく「摘要」を作成していきます。
導入時には設定になかった「摘要」も、入力を続けていただくうちに、
「その他」から新しい「摘要」が生まれていきます。
このようにして、ソフトの設定は、お客様の会社の取引に合ったものに
合わせて更新・カスタマイズされ、「お客様専用」のソフトになっていくのです。