入力した後のチェックが大切!~給与計算ソフトの初期指導
こんにちは!
インストラクターの仲野です。
会社によって給与の支給時期は異なりますが、
月の中旬に締め日を設定し、給与の計算業務をされるお客様が多くいらっしゃいます。
給与の締め日が来ると、タイムカードなどの集計の業務が始まり、
それらの集計された給与計算の資料から、給与ソフトへの入力をしていくことになります。
給与ソフトを利用すると、煩雑な社会保険料や源泉所得税の計算は、
各自の設定をきちんと登録しておくことで、自動的に計算されるため、非常に便利です。
しかし、私たちインストラクターは訪問指導の際、
集計資料をもとに給与ソフトへ入力した後は、プリントアウトしていただき、
集計した資料の数字や金額が一致しているか、必ずチェックしていただくよう、
ご指導させていただいています。
実は、給与計算業務ではこのチェックが最も重要なのです。
複雑な社会保険料や源泉所得税については自動計算されて便利な反面、
ソフトに入力した各人のデータ、中でも、残業時間や遅刻早退などの勤怠情報は
月によって変動するため、ソフトで便利に、という訳にはいかず、
集計資料と入力済みデータを、特に注意して確認する必要があるからです。
給与計算の訪問指導では、ソフトでの入力方法はもちろんですが、
会社で作成された集計資料と、プリントアウトした一覧表をチェックする方法など、
入力後のチェック方法に重点をおいた、ご指導を心がけています。