相続税の恐ろしさ

先日税理士の得意、不得意について書きましたが、

その中でも「相続税」の話です。

 

相続税というのは特殊な法律で、

試験勉強で体系的に学び、かつ、ある程度の実務経験がないと、

実務でこなすのは大変だと言われています。

 

先日、友人から聞いた話です。

九州の田舎に資産家の親戚がいました。

数年前にお祖父さんが亡くなり、古くからお世話になっていた税理士に

相続税の申告をお願いしました。

 

その後、お祖母さんも亡くなり、

その際もお祖父さんの時代からお世話になっている税理士に

相続税の申告をお願しました。

 

この家族に先日、税務調査が入りました。

お祖父さんの時の相続の申告に誤りが発覚し、

合計で約2,000万円を追加で納税しなければならなくなったそうです。

 

この親戚は定期預金や保険の解約などで、

どうにか納税資金を準備し税金を納めたということです。

 

このような話を聞くと、税理士を選びの重要性を感じます。

相続とは突然起こるものですが、

それに備えて事前に節税対策をしていくことが大事になってきます。

 

会社や事業の税金を任せている税理士が、相続税に強い税理士とは限りません。

相続税に関しては、実績のある税理士へ依頼することをお勧めします。

 

私たちの事務所では、相続に関する案件も多数経験があり、

定期的にセミナーなども開いて、情報を発信しております。

不安なことがあれば、是非お気軽にご相談ください。

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