~続~たこ焼きで学ぶ原価
今回は以前の続きのたこ焼きの原価についてもう少し詳しく
お話しようと思います。
以前のブログではたこ焼きの材料の部分を「原価」として
お話しました。(参考:http://www.setsuritsu-shien.net/news/article/841)
が実は大きく分けると原価と考えることが
できるものはまだあります。
そうです!
たこ焼きを作るときに必要不可欠な、「たこ焼き器」です。
これがなかったら始まりません!
関西人なら、誰もが持っているたこ焼き器ですが
(もちろんたこ焼き器保有率100%ではありません…事務所の保有率も90%です)
前回のタコパ時には、3台のたこ焼き器を購入しました。
たこ焼き器がなければたこ焼きが作れないので、
このたこ焼き器も原価の一部と考えることができます。
今回は皆で頑張って、3台2,000円で購入したのでこの2,000円もたこ焼きを
作る原価に含まれます。
原価といっても、たこ焼き器は直接たこ焼きにはならないので、
『間接原価』と呼びます。
では直接たこ焼きになる材料はというと、『直接原価』と呼びます。
このように原価を大きく分けると『直接原価』と『間接原価』
に分けることができます。
・たこ焼きに変わるもの(直接原価)⇒材料
・たこ焼きを作るために必要なもの(間接原価)⇒たこ焼き器、電気やガスなど
これはどの企業活動においても考え方の基本は同じです。
自社の原価を直接原価と間接原価に、分けて考えてみることはとても大事なことです。
直接原価はよく使うものなので常に見直しが必要ですが、
間接原価は、見直すことが忘れられていることも多いです。
自社で思い当たる原価はありませんか?