たこ焼きで学ぶ人の力
前回から続いていた、たこ焼きシリーズですが意外にも(?)好評だった
のでもうしばらくお付き合いください。
(参考)
1回目:http://www.setsuritsu-shien.net/news/article/841
2回目:http://www.setsuritsu-shien.net/news/article/846
たこ焼きを作って販売するということを企業活動に当てはめて考えて
きましたが、事業がある程度軌道に乗ってくれば「人を雇うこと」
を考えなければいけません。
たこ焼きで考えると一人で同時に焼けるたこ焼きの量の限界は決まっています。
(私は一人では20個が限界です・・・)
しかし、焼く人を増やせばもっとたくさんの量を焼くことができますし、
効率を考えて、業務を分担することができます。
たこ焼き屋で考えると、
① たこ、ねぎなどの材料を仕込む人
② たこ焼きを焼く人
③ 販売をする人
と専門ごとに人を分けることができると、
1人で複数の工程を行うよりも
たこ焼きを効率よく作り販売することができます。
たこ焼きパーティーなど自分たちの食事の範囲で考えるのなら
そんなに効率を重視しなくてもいいかもしれませんが、
おいしいたこ焼きをたくさんの方に食べてほしい!
と考えるのなら、やはり効率を考えなければなりません。
そのためにはまず「人」が必要になるのではないでしょうか。
同じように、製造業に当てはめてみた場合、
①製品を製造する人
②製造した製品を販売する人
と、まず大きく2つに分けることで、1つ1つの業務効率を上げています。
企業にとって「人の力」はとても重要です。
その反面、中小企業の経営者の方の悩みで1番多いのも
「人」の問題です。
重要だからこそ社長も頭を抱える問題になるようですね。
良い人材(財)を見つけるのも経営者の重要な仕事といえます。