ボーナスと景気
私事ですが先日、ある家電を買換えました。
7月に入ってからの購入になったので、6月に比べて
少し金額が上がっていました・・・
やはりボーナスの時期、少し物価が下がるのだろうか?
などと考えていたので本日はボーナス(賞与)のお話です。
5月30日に経団連がまとめた今夏の民間大手企業の平均ボーナスは
昨年に比べて7.37%増加の84万6,376円と大幅に改善する事となりました。
では中小企業はどうでしょうか?
先日ある金融機関が発表した情報によると
大阪の中小企業の今夏のボーナスの平均は25万3,949円だそうです。
まだまだ大手企業と比べると金額の差が大きいと感じました。
世間ではアベノミクスの経済効果(円安など)で、景気が少しずつ良くなって
きているとも言われていますが、私自身、なかなか実感がありません。
本当にそうだとして、大手企業だけの景気が良くなっても
まだまだ本当の景気回復とはいえないのではないのでしょうか。
日本の経済を支えるのは中小企業です。
私は中小企業の活性化なくして、景気の回復はないと思っています。
政府の打ち出す政策は、企業にとって景気を左右する要因になりえます。
しかし、それ以外でもお客様を元気にする方法があるはずです。
お客様を元気にする!という方法を1つでも多く見つけるために
これからも日々の努力を続けていきたいと思います。
かんたん経理のすすめ~4つの情報を認識すること
こんにちは!
インストラクターの仲野です。
新たに初期指導が始まるお客様のなかには、経理の経験が豊富な方も
いらっしゃいますが、経理はちょっと自信がなくて、という方もいらっしゃいます。
先日、訪問させていただいたお客様もそうでした。
「ソフトを導入して使い方を教えてもらっても、簿記も全く初心者で
経理をやったことがなくて」と、とても不安そうな様子。
初めての経理、初めての給与計算・・・と、初めてのことばかりですので、
不安に思われるのは当然です。
でもご安心ください。
私達の初期指導は、簿記の知識や経験を必要としない方法で
お一人で、毎月の経理処理ができるようになっていただくことを目的としています。
必要なことは、お金の動きを把握していただくことです。
お金の動きを把握するとは、具体的に次の4つの情報を認識することです。
「いつ」、「いくら(金額)」、「何の目的で」、
「どこに支払ったか」 (または「どこから入金したか」)
そして、この4つ情報を経理ソフトに入力していきます。
入力で使用する経理ソフトは、お客様の事業や取引の内容に合わせて
カスタマイズした、いわばオーダーメイドのソフトとなっているため、
すぐに入力を始めることができます。
先日の、不安でいっぱいだったお客様も、「え?これだけ?」と拍子抜けされた
様子で、操作指導が終わる頃には、今後の経理について、ご安心いただけたようでした。
税金を支払う仕組み
会社や個人が、人を雇って給与を支払ったり、
税理士や弁護士などに報酬を支払ったりする場合には、
源泉徴収義務者として、毎月、もしくは半年に1回(7月と1月)
所得税を納めなければいけません。
支払いの期限等、源泉について詳しくは
http://www.yutaka-tax.com/diary/article/355
をご覧ください。
今回は税金の支払方法についてお話します。
会社(法人)であれば、1年間の税金を自社で計算して、
「法人税」という形で申告し、税金を納税します。
個人事業者であれば、1年間の税金を確定申告で計算して、
「所得税」という形で申告して税金を納税します。
会社も個人事業者も納税する税金の種類は違いますが、自分で税金を
計算して、申告納税する「申告納税制度」が採用されています。
では、会社にお勤めの方はどうでしょう?
毎年確定申告に行かれる方もいらっしゃるかもしれませんが
大半は毎年確定申告には行かれないはずです。
ではどのようにして税金を納めているのでしょうか?
答えは
お勤めされている会社が、従業員の税金を納めています。
正確には、毎月の給料から、概算で計算された1月分の税金を
毎月の給料から天引きして、その金額を会社がまとめて支払っています。
このような方法を、「源泉徴収制度」と呼びます。
余談ですが、この給与に関する源泉徴収制度は1940年の4月1日から開始されて
現在にいたります。
源泉徴収制度は世界の先進国(アメリカやイギリス)でも
採用されています。
お勤めされている方は、お給料日のたびに税金を納めているんだなと
考えていただければ、少し税金という存在を身近に感じていただけるのでは
ないでしょうか?