~最終回~たこ焼きで学ぶ・・・
好評だった「たこ焼き」シリーズも今回で最後です。
原価と人という企業にとって大切な考え方を
私のたこ焼き経験と共にお話してきましたが、
事業が順調にいくと「支店」を出すことを考えるかもしれません。
たこ焼き屋も1号店、2号店・・・と出店すればそれだけ
たくさんのお客様にたこ焼きを提供できます。
それに今は「支店」といっても日本国内だけでなく、アジア各国を中心
に世界に支店を出す中小企業も増えてきています。
例えば
たこ焼きのおいしさを世界に広げようを考えて、アジア各国や
アメリカに支店を出すことも考えられます。
当然、本店だけで営業している場合と違い支店の数が増えるほど
原価や人の管理は複雑になりますが、やはり基本となる考え方は
今までお話してきた「たこ焼き」のケースと同じです!
しかし、実際に企業を経営していると、
色々な問題に直面し、たこ焼きの考え方だけでは
判断が難しい場合も多いと思います。
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たこ焼きの話の続きは、またその時に・・・(笑)
訪問指導の締めくくり~月次チェックリストの活用
こんにちは!
インストラクターの仲野です。
梅雨入りというニュースから、雨が降った記憶がほとんどない、
雨の少ない梅雨ですね。6月もあっという間に中旬です。
さて、4月の下旬から新たに始まった、初期指導のお客様が次回の訪問で、
指導の最終回を迎えられます。
最終回はこれまでの総まとめとして、
1か月の経理の流れをつかんでいただくことをテーマとしています。
これまで、段階的に入力を進めていただくことを目的に、
現金帳入力、銀行帳入力といった入力する帳簿ごとに分けて、説明してきました。
指導の途中段階で、各帳簿の入力は簡単でスイスイ進んでも、
1ヶ月の中で、自分がどの部分の経理処理をしているのか、経理処理の流れを
つかんでいただくのはなかなか難しいことです。
ですので、初期指導の最後に、流れを確認していただくためのツールとして、
お客様ごとの経理処理の内容に合わせて「月次チェックリスト」というものを
作成させていただいています。
この「月次チェックリスト」、お客様が経理のソフトを使ってやっていただくことを
1ヶ月の作業の流れに沿って順番に確認していけるものなのです。
お客様からは、1カ月の流れを確認しながら、忘れることなく確実に
していくことができるということで、とても好評いただいているチェックリストです。
たこ焼きで学ぶ人の力
前回から続いていた、たこ焼きシリーズですが意外にも(?)好評だった
のでもうしばらくお付き合いください。
(参考)
1回目:http://www.setsuritsu-shien.net/news/article/841
2回目:http://www.setsuritsu-shien.net/news/article/846
たこ焼きを作って販売するということを企業活動に当てはめて考えて
きましたが、事業がある程度軌道に乗ってくれば「人を雇うこと」
を考えなければいけません。
たこ焼きで考えると一人で同時に焼けるたこ焼きの量の限界は決まっています。
(私は一人では20個が限界です・・・)
しかし、焼く人を増やせばもっとたくさんの量を焼くことができますし、
効率を考えて、業務を分担することができます。
たこ焼き屋で考えると、
① たこ、ねぎなどの材料を仕込む人
② たこ焼きを焼く人
③ 販売をする人
と専門ごとに人を分けることができると、
1人で複数の工程を行うよりも
たこ焼きを効率よく作り販売することができます。
たこ焼きパーティーなど自分たちの食事の範囲で考えるのなら
そんなに効率を重視しなくてもいいかもしれませんが、
おいしいたこ焼きをたくさんの方に食べてほしい!
と考えるのなら、やはり効率を考えなければなりません。
そのためにはまず「人」が必要になるのではないでしょうか。
同じように、製造業に当てはめてみた場合、
①製品を製造する人
②製造した製品を販売する人
と、まず大きく2つに分けることで、1つ1つの業務効率を上げています。
企業にとって「人の力」はとても重要です。
その反面、中小企業の経営者の方の悩みで1番多いのも
「人」の問題です。
重要だからこそ社長も頭を抱える問題になるようですね。
良い人材(財)を見つけるのも経営者の重要な仕事といえます。